人を好きになれる人は、きっと、幸せになります。
一緒に自分以外の人のことを喜べる人は、あたたかく、みんなから好かれる人になります。
みんな、そんな人に成長して欲しいと願って、毎日、子どもたちに必要な遊びを繰り返し、体験しながら、一緒に学んでいます。
泣いたり、笑ったり、怒ったり、喜んだりしながら、人として生きる心を学びます。失敗や葛藤、挫折、悔しいこと、嬉しいことも悲しいことも経験しなければ、たくましい心、優しい心は育たないと思います。
思春期ではない、幼少期の今、それをたくさん経験することが、一番大切であると言われています。
遊びの中で、子どもたちはたくさんの発見をします。
「どうして」「こうすれば……」「わからない」。いろいろな壁にぶつかりながら、つかんでいくものは、身についていきます。小さな心と体で考えて、思いをめぐらして、学んでいきます。
しかし、子どもにとって、楽しくなければ、魅力的でなければ、意欲や関心は生まれません。だからこそ、必要になってくるのは、「遊び」。そこで様々なことを学び、様々な意味を知っていくのです。
身の回りのことを自分でしてみようと試みる。出来ることが増えてくると自信になり、遊びの範囲が広くなる。
園生活に慣れ安定した気持ちで遊べるようになる。身の回りのことを自分でしようとする。まわりの自然に親しみ、のびのび遊ぶ。
友達との関わりを広げる。遊びの中でやりたいことや考えをはっきり言えるようになる。小動物や昆虫をかわいがったり、美しいものを感じられるようになる。
自分の気持ちをコントロールしながら、相手の気持ちを思いやる。動植物のいのちの成長に気づき、共感して大切に扱うようにする。いろいろなことに工夫をこらして表現することを喜ぶ。
自由遊びや一斉活動などで、心も身体も頭も使い、たくさん遊んだ子どもたち。リラックスして身体を休ませる時間です。
栄養補給食品として、旬の果物やおにぎりを作ったりして、お昼寝後に食べます。年長児が中心でお当番活動をすることで、異年齢児の関わりを深める時間にもなっています。
異年齢の友達に親しみを持ち、関わりを持つことで、幅広い遊びを展開することができ、思いやりの気持ちも育ちます。天候に合わせて、室内や園庭、園外で遊びます。
預かり保育ならではの楽しい活動(子どもたちと一緒にミニトマトを栽培など)をカリキュラムに取り入れています。
天童市が誇る将棋の歴史は、この地域に伝え続けていきたい大切なものです。だからこそ知ってほしい将棋の楽しさを幼児期から体験させたいと思い、年長児を中心に、将棋連盟の天童支部の方々にご協力をいただいて、放課後に年10回ほど、将棋教室を行っています。
本園は、天童市の中心街にあり、交通量が多いため、交通安全に関しては、特に力を入れて教育を行っています。かもしかクラブでは、保護者の協力を仰ぎ、親子で交通ルールを学び、就学してからも安全に通学路を歩行出来るように安全意識を高めています。
プロサッカーチーム・モンテディオ山形の本拠地があるという恵まれた環境を生かし、巡回体験を通してサッカー教室を行っています。プロのコーチから教えてもらい、みんなが、あっという間にゲームが出来るほどになる状況をみて、毎年、とても感動しています。
園児たちに箸の持ち方や礼儀作法を身に着けさせたいと、名誉園長である北畠八重子の指導から始まり、現在もなお受け継がれています。お稽古の最終日は実際に抹茶をいただき、苦〜い顔やおいしい顔、色々な表情で園児たちは日本の伝統を体験します。
心の教育を大事にしている本園ですが、心を入れる器は健康な体だと思っています。そこで、運動は心を養うために大切な教育の一つだと位置づけています。そこで、専任の講師の指導の下、全学年がそれぞれの発達段階に応じて、楽しく体を動かして遊びながら、様々なことに挑戦しています。
世界にはたくさんの人や多くの言葉があることを学ばせたいと思い、遊びながら英語に触れることを目的にして、専任の講師を招き、ダンスやゲームを通して体を動かしながら、歌を歌ったり、絵本をみながら、全身を刺激して、みんなで英語に楽しく触れ合って学んでいます。